不動産鑑定士 堀田勝己先生
異業種ですが、同じような研究をなさっている先生を発見しました。
不動産鑑定士 堀田勝己先生です。
ホームページを拝見しただけで、全く面識はありません。
しかし、面白い研究をされています。
「鑑定と金融理論の融合に向けて」というテーマで、いくつもの小論文をホームページに掲載されています。
特に「スプレッドシートを利用した簡易型モンテカルロ・シミュレーションによるダイナミックDCF法」は、発想がユニークで面白いと思います。
DCF(Dicount Cash Flow)法というのは、将来獲得が期待されるキャッシュを期待収益率により割引計算して、理論不動産価格や株価を求める方法なのですが、そこにモンテカルロ・シミュレーションを組み合わせるという発想です。
私も、利益計画を作る際にモンテカルロ・シミュレーションを使うことがあります。
モンテカルロ・シミュレーションというのは、複数要因がある場合で、それぞれの要因ごとの確率分布が分かっている場合に、それらを組み合わせた場合の結果の確率分布を機械積分によって求める方法です。
つまり、考えなくてはならない要素が複数ある場合に力技で確率を求める方法です。
たとえば、利益計画をする際には、
・売上
・利益率
・固定費の変動
は、不確定要素で、それぞれの確率分布を持っています。
このような場合に、将来の利益の幅(参照:業績予測をする場合の注意点)はそれぞれの確率分布によって求められますが、その際にモンテカルロ・シミュレーションを使います。
いずれ確定申告が終わって、時間ができたら、モンテカルロシミュレーションを使った利益予測について書いてみたいと思います。
堀田勝己先生の人間性にも非常に感銘を受けました。
「私が個人事務所にこだわる理由」では、ご自身の仕事に対する、責任と誇りを大切にしていらっしゃる様子が伺えます。
不動産鑑定士界の阿部隆幸先生という印象を受けました。
私も堀田先生とは方向性こそ違いますが、税理士業のサービス業化が叫ばれる中で、むしろ「責任と誇り」を大切にした仕事を意識していかなければならないという考えは一致しています。
また、その大切さを再認識させていただきました。
