明けましておめでとうございます
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
私、個人的には去年2月に祖母を亡くしましたので喪中なのです。
しかし、公人としてはそんなことも言ってられませんので。。。
年明け、3日に事務所で書初めをしました(一人で)。
今年の目標と、「美と感動」のところで書きました、私のテーマである「美と感動」を書きました。
昨年4月に伊藤信彦税理士事務所との合併時に引越しをした際に、変なテーマを飾っておいて伊藤さんまで変に見られては申し訳ないと思い、自宅に持って帰っていました。
しかし、「これからの会計事務所の生きのびる道は担当税理士の得意分野にかかっている」という信念から、私のテーマはテーマとしてきちんと掲げたほうが良いと考えて、改めて書き直しました。
とは言っても、私一人の事務所ではありませんので、あまり事務所で大々的に掲げるわけにも行かず、本棚の中にひっそりと飾ってあります。
前回書いたものは、勢い余って半紙から飛び出していましたので、今回は品良く納まるように書き上げたつもりです。
5日の仕事始めの際に、3時間ほどかけて、私の今年の方向性などをスタッフさんたちに説明をしました。
今年の目標については、また、別の機会に回して、今回は美と感動について説明を部分の紹介をさせて頂きます。
「美と感動」
数字というのは美しいものだと思います。
私は数字から得られる解は人々に感動を与えると信じています。
もちろん、私たちの仕事は実生活・実社会また経営実態がベースであり、数字の上にこれらがあるわけではありません。
しかし、実社会のように具体的な物を見すぎると、「木を見て森を見ず」ということに陥る可能性があります。
私たちの仕事は、「会計」という道具を使って経営実態を抽象化して、そこから分かること「次の一手」を経営者に伝えていくことだと私は解釈しています。
経営上の数値を分析することによって、次の一手となりうる解を見つけたときに、私たちはちょっとした喜びを得ます。これが第一段階の感動だと思います。
しかし、ここで得られた数字上の解は、実社会での解ではありません。
数字上の解は、実社会では仮説に過ぎません。
当てはめた時に、実社会がどのように変化するか。
ここが肝心なのだと思います。
そして、この仮設を元に、経営者と一緒に検証を繰り返すことにより、経営が少し良くなることがあります。これが第二段階の感動ということになります。
第二段階の感動は、第一段階のそれとは比べようも無いほど嬉しいものです。
次に、税理士業務という観点から、考えてみたいと思います。
業界では税理士業務は法律業務といわれています。
では、この法律業務とはいったい何でしょうか?
一般的には、お客様の会計及び税務が法律等と照らし合わせて、適合しているか否かをジャッジして、外れていれば修正するようにアドバイスをする業務を指し示します。
しかし、法律はそもそも「常識」や「慣習」を明文化したものに過ぎません。
この常識や慣習が少々厄介で、「本当にそれが大勢を絞める考え方なのか」という問いに明確に答えられるものではありません。
ややもすると霞ヶ関の役所の中で作られた浮世離れした常識ということさえありえます。
私は、そもそも「常識」さえ疑うべきであると考えていますし、「法解釈」というもっともらしい言葉で飾られた「言葉遊び」に辟易してしまったのです。
税務では「社会通念上」という言葉がよく使われます。
しかし、この「社会通念」ですら、裁判官の主観に過ぎません。
裁判官が中小企業の実態に触れ、理解しうる状況にあるでしょうか?
殆どの場合、税務署が作り出した「税をとるための社会通念」にのせられているだけだと思います。
そこで、私は税理士の使命として、「中小企業における普通」とは何であるのか、また、それが社会全体の普通にどう影響しているのかを、数字という道具を使って分析し、表現して訴えていく必要があるのではないかと考えているのです。
