中小企業に役立つ経営分析とは?
財務分析の最大の欠点は、「結局以下の4点を満たすことが重要です」という結論に落ち着いてしまうところにあります。
①利益を最大にする。
①'収益を最大に費用を最小に
②回収を早くする。
③支払はできるだけ引き伸ばす。
④現金になりにくい資産は持たない。
以上、4点となるのですが、
「ではどうしたらそれが可能になるのか」
は、それを努力するのが経営であり、社長に仕事なんですよ!
と、いうことになってしまうのです。
確かに、他社と比べて自社の数字が悪いならば、その原因を調べて改善をしていくことは絶対に必要です。
しかし、結局、自社の「付加価値創造力」(付加価値を生み出す力)の強弱できまってしまうので、問題点を含んだ現状を振り返ってもどうにもならないことが多いのではないでしょうか?
それなのに、「収益を最大に費用を最小に」といわれても、
「どこをどうしろって言うんだよ!!」という気持ちになるのも当然です。
せめて、1点か2点に問題点を絞ってくれれば、何とかできるかも・・・
という経営者のために、このサイトでは、
・売上増に関連している経費は何なのか
・売上増に関連していない経費は何なのか
etc
というようなことを、市販の会計ソフトとエクセルを使って、経営者自身で分析ができるようにまとめて行きたいと思っています。もちろん、一般的な財務分析でも、中小企業の分析に役に立つと思うものは解説していきます。
反対に、この分析をしても・・・と思う分析はバッサリと切り捨ててしまおうと思います(関連する書籍はたくさん出版されていますので)。

コメント:トラックバックありがとうございます。
ブログ、とても興味深く読みました。もっと科学的に解明するという部分に共感を覚えます。
売上高と固定費との因果関係について簿記仕訳だけからはつかめませんので他にデータを採取して相関行列のようなものがつかえないだろうか?と考えています。産業連関分析の入門書を注文してあってこれから読みます。企業の資金の流れの特徴をつかむのに応用できないだろうかと思っています。その昔、リレー式の計算機の時代に通産省は専門家を総動員して産業連関分析をしたといいます。500元ともなると逆行列の計算は当時としては大変なことだったのだろうか?などと思っています。
いずれにしろ、限界利益率を○%あげれば利益が出せますとか、固定費をいくら削ればいいのです、のような軽薄で時代錯誤なコンサルティングは恥ずかしいと思っています。世の中にはこういうことを真面目顔で言う人がいてこっちが恥ずかしくなります。
投稿者: 笹川 | 2006年04月24日 13:20