特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入シミュレーション その2
※ごらん頂いている内容は平成19年度税制改正により形骸化しております。ご注意ください(詳しくは下記[関連記事]を参照)。
「一人会社の報酬制限シミュレーション」を考えましたが、ソルバーもゴールシークもうまく動作せず、頭を抱えております。
算式を一度整理してみたいと思います。
min{法人関連税+個人関連税}
とすれば良い訳です。
さらに、
法人関連税=法人税+住民税(法人)+事業税
個人関連税=所得税+住民税(個人)+社会保険料
二元一次式でおさまるはずです。
特徴毎に上記税をまとめると、
① 超過累進税率
法人税、住民税(法人)、事業税、所得税
② 定率(頭打ちなし)
住民税(個人)
③ 定率(頭打ちあり)
社会保険料
となります。
計算が複雑になる要素としては、
・事業税額が法人税・住民税(法人)の税額を減少させる
・社会保険料が所得税・住民税(個人)の税額を減少させる
があります。
ただし、これは今に始まったことではないので、今回計算がうまくいかない要因とは考えにくいと思います。
上記のことから、法人関連税・個人関連税ともに直線ではなく、税率の変わり目ごとに傾きの変わる曲線を描くことになります。
今回の計算がうまくいかない原因は、曲線だからということではないと考えています。
問題は
① 法人所得+役員報酬≦800万円のときには、給与所得控除相当額の加算が無い
② 800万円<法人所得+役員報酬≦3,000万円の時には、役員報酬割合を50%未満にすると税額最小となる
③ 3,000万円<法人所得+役員報酬の時には、役員報酬割合を考慮しなくてよい
という変化があるため、
min{法人関連税+個人関連税}が連続した直線で表せなくなっており、これが影響しているのではないかと考えております。
もちろん、笹川先生にご指摘いただいたとおり、「単調増加関数」になってしまっている可能性もあり、これも影響しているのかもしれません。
簡単に考えて作り始めましたが、意外と苦労しております。今日は時間が無いため、後日この件について検討したいと思います。
エクセルのシミュレーションは、残念ながらしばらくの間、手計算状態で対処するしかないと思います。
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私のプログラム、事業税を落としてました。(汗)
単純増加関数ではないようです。最小値はありそうな感じです。
ソルバーって線型計画法みたいなものなのでしょうか?ごり押しで全数探索した方が手っ取り早いみたいです。
投稿者: 笹川 | 2006年05月19日 22:20